こんにちは。
店長のマキコです。
新商品の撮影をするために赤ちゃんモデルが来てくれました。
娘の知り合いのお子さんで、5か月の女の子です。
上の写真はこれから販売を予定している「くまの形のベビー枕」
頭を置く中央の部分がくぼんでいるので、新生児の頃から長く使えそうですね。
素材はオーガニックコットンのパイル地で、中に綿が入っているやわらかいまくらです。
こちらは現在販売中の「フード付きフラワー刺繍のケープ」
からみ織りという目の粗い生地は光に当てると透けるようなイメージ。
オーガニックコットンの無垢な色に可愛らしい小さなお花の刺繍が浮き上がって見えてとってもキュートです♪
ケープのデザインはさっと羽織るタイプなので、こちらもお座りの頃からヨチヨチ歩きの頃までと長く着られますし、結婚式やパーティなどフォーマルシーンにも使えるくらいおしゃれなベビーウェアです。
このモデルちゃん、少し前から寝返りを打つようになったそうで、広い場所にねんねさせるとコロンコロンと回転して移動していっちゃうんです。
嬉しそうにニコニコしながら・・・
そんな可愛い姿にも癒されましたが、たまたま仕事がお休みで同行されたパパと、若くて初々しいママの我が子を見守る温かい眼差しに、キューッと心の底から嬉しくなっちゃいました。(すっかりばあちゃんです・・・)
赤ちゃんがいるだけでまわりが幸せになる。
ほんと天使ですね。
小さな赤ちゃんや妊婦さんを見かけるといつも思いだす『まどみちお』さんのステキな詩をご紹介します。
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まど・みちお詩集
『おなかの大きい小母さん』より
『おなかの大きい小母(おば)さん』
朝のかだづけすましておなかの
大きい小母さんが散歩にでかけた
胸はってゆったりと歩いていく
はるかに浮かんだ白雲がえしゃくする
垣根のアベリアたちも次々に
かわいい笑顔であいずしてくれる
道の反対側ではタンポポが
ブタナとならんで黄色い声をあげる
みんな祝って励ましてくれるのだ
げんきな赤ちゃん待ってますよう!と
ありがとう ありがとう
いちいち笑顔をかえしながら小母さんは
目の前のケヤキの大木をみあげたが
たちまち涙があふれでた
はっぱたちが小母さんにではなくて
おなかの赤ちゃんに
エールを 送ってくれてるらしいのだ
その何千何万の ひとりのこらずが
小さな小さな手をふりにふって…
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まどみちおさんは、『ぞうさん』『一ねんせいになったら』『ふしぎなポケット』など有名な童謡をいくつも作られた方です。
2014年に104歳で死去されましたが、生前『ぞうさん』について、こんなことをおっしゃっていました。
「『鼻が長い』と言われれば からかわれたと思うのが普通ですが、子ゾウは『お母さんだってそうよ』『お母さん大好き』と言える。素晴らしい」と。
まどみちおさんは戦争も経験され長い人生の中で、いのちや自然の存在などの作品でたくさんの温かさをこの世に残してくれました。
お母さんから子どもへ、ずっとずっと歌われ続けていってほしいですね。
フード付きフラワー刺繍のケープ【PRISTINE プリスティン】
https://www.petitefee.jp/fs/petitefee/31459002