息子、職場体験へ

こんにちは、スタッフみぽです。

我が家の中２の息子が、学校の授業の一環で職場体験なるものに行ってきました。
お店屋さんや企業に中学生がお邪魔し、お仕事を体験させて頂くという校外学習です。
よく、コンビニやスーパーで中学校のジャージを着た子達がお掃除してたりするので、見かけたことのある方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか？

息子が体験に行ったのは五日間。
プチフィーにもこの数年、毎年中学生が職場体験に訪れるのですが、みんな二日から三日間。
五日間という長さには、母としては受け入れてくださる企業の皆さんに頭が下がる思いです。

さて、職場体験の三ヶ月ほど前に学校から子ども達にアンケートが配られました。
どんな職種を希望するか？というもので、
選択肢は

・作業
・消防
・接客
・医療
・保育　　の５種類。

おそらく企業とのマッチングが難しいのでしょう、第五希望までみっちりと希望を出します。
息子の第一希望は作業。
いったいどんな作業があるのだろう？と思っていたのですが、第一希望の「作業」が通って配属されたのは工事用品レンタルの会社。レンタルされ戻ってきた用品をキレイに拭き上げる、という作業を仰せつかり、工事現場などでよく見かける赤い三角コーン、あれを毎日磨いてきたそうです。

それだけでなく、日替わりで毎日部長さんや課長さんから人生訓？のようなものを聞かせていただいたりと、まさに学校の授業では教われないことを体験してきたよう。

他のお母さん達や息子から聞いた話しだと、他には保育園や老人ホーム、ケーキ屋さん、消防署、スーパー、コンビニなど色々なところに中学生達がお邪魔したそうです。

息子が行った５日間、あいにく天気が悪く雨の日が続いたのですが、三角コーンを拭く場所は屋根があるとはいえ外。
足場が悪く、靴がぐちゃぐちゃになり翌日は長靴を履いて行ったり、会社の人がゴム手袋をプレゼントしてくれたり･･･。
ちょっと大変な思いをしたり、優しさに触れたり、普段の生活では感じることのできない大人の世界を覗き見ることができたのではないかなと思います。

最終日、会社の方から可愛いストラップとステッカーを沢山頂いて帰ってきました。
ストラップは工事現場で見かける動物などがあしらわれた、バリケードをモチーフにしたもの。宮城県に本社のある会社なので、震災の復興支援グッズでもあります。
家族みんなに「どれにする？」と嬉しそうに分けてくれました。