こんにちは。
店長のマキコです。
雨が降ったり晴れたりとお天気がコロコロ変わって気温の差が大きいと体調も崩しやすいですね。
こんなときは脱ぎ着のしやすい薄手の羽織りものを一枚持ち歩いているとおすすめです。
さて、小学校の読み聞かせで今月は2年生のクラスに入ります。
2年生では国語の授業で「たんぽぽのちえ」というお話しをお勉強したばかり。
これは、花を咲かせたあとに種を飛ばすたんぽぽの話しなので、種つながりで次の二冊を選書しました。
「だいどころのたね」
作: 久保秀一, ふじいかずえ
出版社: チャイルド本社
「すいかのたね」
作・絵: さとう わきこ
出版社: 福音館書店
だいどころのたねの方は、ふだんよく口にする食べ物の種が実物大の写真で載っています。
くるみ、かぼちゃ、ぶどう、こめ、とうがらし…
その中で、
きんときまめ、ごま、とうもろこし、いちごの種を土に埋めて、目を出して実がなるまでの写真が並んでいます。
野菜や果物は種の存在が身近ですが、
豆やごまなど、種が食材となっているものは実になっている状態はあまり見かけないですよね。
芽を出して花を咲かせ、さやのなかで実になっている姿はちょっと感動です!
「すいかのたね」は、種つながりの面白いおはなしで、おなじみの「ばばばあちゃん」シリーズ。
ばばばあちゃんはお天気の良い日、庭にスイカの種をうめます。
それを見ていたこねこが、「ばばばあちゃん、なにかじめんにかくしたな」と思ってこっそり掘り返してみます。
ところが、ただの種でがっかり。また元通りうめておきます。
それを見ていたこいぬがまた…
うさぎ、きつねまで繰り返され、最後にばばばあちゃんまで掘り返してしまいます。
そこで怒ったのが種!
何度も掘り返されがっかりされて、ひねくれる種に、ばばばあちゃんは「いつまでもぐずぐずして芽を出さないからだろ!」と逆ギレ!
それに怒った種が勢いで芽を出し、つるを伸ばし、花を咲かせ、大きな実をつけ「これでどうだ!」と終わります。
にくめないばばばあちゃんです^^
今の季節はあちこちで種がまかれる季節。
そんな命を私たちはいただいているんですね~