小学4年生に向けた福祉の絵本

こんにちは。
店長のマキコです。

私は小学校の読み聞かせボランティアをしています。
先日、定例会で「小学4年生に読みたい絵本」として紹介された本がとても素敵だったので、私もこちらでご紹介します。

どんなかんじかなあ
「どんなかんじかなあ」
作: 中山 千夏
絵: 和田 誠
出版社: 自由国民社

お話の内容は…

主人公は男の子。
ともだちのまりちゃんは目が見えないから、「どんなかんじかなあ」としばらく目をつぶってみる…。
すると色々な音が聞こえることを発見。

もうひとりのともだちは耳がきこえないから、「どんなかんじかなあ」と耳栓をしてみる…。
すると今まで気づかなかったものが見えた。

できないことがあるけど、そのおかげでできることもある。
小学生らしい素直な気持ちで考え、すてきな発見をする男の子。
ともだち同士の素直なおもいやりが書かれています。

最後、この男の子も足が不自由で車いすで生活していました。
でもそのおかげで自分もできることを発見しています。

あとがきに書いてありましたが、この絵本が生まれたのは、作者の中山さんがひとりのすてきな女の子と出合ったのがきっかけだったそうです。
病気で身体が不自由なため電動車椅子に乗りながら、やりたいことをめざしてはりきっている女の子だそうです。

小学4年生になると、授業の中に『福祉』というテーマが出てきます。
自分で体験しないとわからないこと、学校でたくさん学べるといいですよね。
私も4年生の担当になった時、教室でこの本を読めたらいいな~。

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