こんにちは。
店長のマキコです。
今回は夏に読みたい絵本をご紹介。
「ゆうれいとすいか」
作: くろだかおる
絵: せな けいこ
出版社: ひかりのくに
作者のくろだかおるさんは、せなけいこさんの娘さんです。
よくご一緒に「おばけ」や「ゆうれい」の絵本を描いていらっしゃいますが、どれも愛嬌があっておすすめです。
さて、内容はというと…
ゆうれいが人間界のすいかをつまみ食いしているところを、主人公の男に見つかり怒られてしまいます。
その男は罪滅ぼしとして、夏の季節にうっとうしい『蚊』の退治を命令するのですが、その方法がとってもキュート♪
それでもやっぱりスイカが食べたかった男に、ゆうれいは『ゆうれい界のすいか』をお返しするのですが、これが不思議で食べると涼しくなるんです。
男はこのスイカで商売をし大繁盛~! でおしまい。
人間の方が強く、ゆうれいの方が可愛くて同情しちゃいます。
くろださんの「なるほど」と思えるストーリーに、せなけいこさんのステキな貼り絵が愛嬌をプラスしている、大人が読んでも楽しめる1冊です。