こんにちは。
プチフィーのマキコです。
今日は詩の本をご紹介します
『おかあさん、あのね』 こどもがかいたおかあさんの詩
監修:吉野 弘、新川 和江 大和書房
この本に掲載されている詩をひとつご紹介
「おかあさん」
おかあさんは、よそのひとにあったら
いつもぼくのこと
「これ、うちのたからもの。」
という。
ぼく、はずかしくなっちゃうよ。
おかあさんは、ぼくがねるとき
いつも
「こもりうた、うたってあげようか。」
という。
「いいよ。」
といっても
「まあまあ、そうえんりょしないで。」
といって、うたいながらねてしまう。
ははのひに、かあねえしょんをあげて
「ひゃくさいまでいきろよ。」
といったら、ないた。
おかあさんは、ぼくの
たからものだ。
この本は昭和19年から平成2年までの間、全部で19冊刊行された詩集『おかあさん』の中から選ばれた詩を集めたものです。
上にご紹介した詩は、いくつくらいの子が書いた作品なのでしょうか?
この子がこんな風に思っていることも素敵だけど、それを言葉でストレートに伝えられているところにびっくりです
私もチャンスがあったら言ってみたいな、なんて考えちゃいました…