赤ちゃんが生まれて初めての大仕事、沐浴
こんにちは。スタッフのえみです。
全てが初めてのことで何かとそわそわしてしまう第一子の妊娠と出産。
中でも沐浴は大仕事ではないでしょうか?
何が大変かというと、沐浴は力仕事であり、且つ繊細さも求められるからです。
(1)まずは沐浴の準備! お湯張りと後片付け
息子を産んだ病院では備え付けの沐浴槽があり、蛇口を捻ればお湯を貯められ、終われば栓を抜いて終了でした。
しかし我が家の場合はリビングで沐浴をしていたので、まず床を水浸しにしないように防水シートを敷くところから始まりました。沐浴槽にお湯を貯め、別の容器に上がり湯も用意しなければなりません。
終わったら終わったで全てのお湯を捨て、沐浴槽を洗い、こぼれたお湯を拭き取ってから防水シートを後片付け。
生後2ヶ月にもなれば大人と一緒のお風呂に入れると言っても、産褥期の新米ママ1人でこなすにはかなりの重労働です。
《必要なもの》
沐浴槽、上がり湯用の容器
《あると便利なもの》
防水シート、湯温計、洗面器(赤ちゃんに湯をかけてやる時に)
(2)赤ちゃんを驚かせないように、沐浴布を胸にかけて
準備が整えば沐浴開始。
赤ちゃんの産衣を脱がせて沐浴布で包み込み、そっとつま先から沐浴槽に入れていきます。
ガーゼなどの薄い布を胸からお腹にかけてあげることで、赤ちゃんは安心できます。
まず、ガーゼハンカチを沐浴槽で濡らし石鹸をつけ、お湯が綺麗なうちに顔を優しく拭い、つづいて胸、腕、背中…。最後にお尻周りを洗い終わる頃には沐浴槽は石鹸の泡が浮いているのではないでしょうか。そのままあげるわけにもいかないので上げ湯が必要になります。この時に赤ちゃんを泡ぶくの湯船から持ち上げて、上がり湯をかけてあげるのですが、これが難しい時は、別の洗い流し専用の浴槽を用意して、そこに浸からせる方法もあります(大きめの綺麗なバケツでも大丈夫よ、と私を指導してくださった病院の助産師さんは言っていました)。
《必要なもの》
沐浴布、ガーゼハンカチ、ベビー石鹸
※沐浴布やガーゼハンカチは、肌触りも良く、赤ちゃんの敏感な肌にも優しいオーガニックコットンが安心です。
沐浴タオルガーゼ2枚組 |
ガーゼハンカチ3枚組 |
《あると便利なもの》
ベビー用の入浴剤
(3)湯冷めに注意! 5分が目安のスピード勝負!
上がり湯をかけてきれいになったら、あらかじめ用意しておいたバスタオルで赤ちゃんの体を拭いてやります。ささっと水分をぬぐったら、必要な子にはベビーパウダーをたたいてから、清潔なオムツと服を着せます。
体温調節がまだ未熟な赤ちゃんは湯冷めに注意が必要です。特に夏のエアコンを効かせた部屋や冬の寒い日など。夏の暑い日には、沐浴の時だけはエアコンの無い部屋で行った方がいいかもしれません。どうしてもエアコンを切りたくない! という方はせめて弱風にして、冷風が赤ちゃんに直接当たらないように工夫しましょう。
冬の寒い日には反対に、暖房を効かせた暖かい部屋で沐浴をします。
赤ちゃんの服を脱がせて沐浴し、体を拭いて服を着せるまでの所要時間は5分が目安と言われています。お湯に浸かるというのはとても体力を消耗することだからです。
赤ちゃんを疲れさせないように、風邪ひかせないように、沐浴はスピードが勝負です。
《必要なもの》
バスタオル、オムツ、清潔な服
※大判のバスタオルは楽々と赤ちゃんを包んであげられるのでとても便利です。
スーパーソフトバスタオル |
乾きやすいバスタオル |
※沐浴上がりに着せる服は、短肌着<コンビ肌着<その上に着せるもの(カバーオールなど)の順に袖を通しておくと、すぐに着せられて時短になります。
フライス短肌着(無地) |
フライスコンビ肌着(無地) |
柔らか素材の2WAYドレス |
《あると便利なもの》
ベビーパウダー、綿棒(タオルが入らない狭いところ、耳などにたまった水を拭ってやる時などに)
※綿棒は赤ちゃん用にヘッドが小さく細いものが便利です。
オーガニックコットン 綿棒
(4)赤ちゃんほっこり、パパ&ママ汗だくの沐浴タイム
力仕事と繊細さ、そしてそれらを短時間でこなさねばならない沐浴。
育児に係る全てのことがそうであるように、沐浴もまた一人で行うのは大変な作業です。協力してもらえる人がいる場合は、出来る限りママ1人ではおこなわず、パパが帰宅してからにするとか、実家に協力してもらうなどして、複数人で行うとゆとりを持ってできます。
「暖かい昼間の方が沐浴に適している」という方もいらっしゃいますが、周りの大人、特にママが余裕を持てる時間こそが沐浴に適した時間ではないでしょうか。
毎日だいたい同じ時間に同じことをするほうが、赤ちゃんの昼夜のリズムもつきやすいと言います。「我が家ではパパが帰宅した夜」「おばあちゃんが来てくれる午前中」など、その家庭にあった生活リズムに沐浴時間を設けるといいでしょう。
(5)回数を重ねるうちに、自分流のやり方が生まれるかも
最後に、自宅のリビングで沐浴を行うのが大変だと気づいた私は、沐浴槽をお風呂に運び、洗い場に押し込んで沐浴を行うようにしました。
しかしここでも一つ問題が…
後片付けは楽になったのですが、とにかく暑い!!
息子が寒がらないように換気扇を消し、お風呂のドアを閉め切った中での沐浴は、寒い冬の日でもサウナ状態でした。せっかくきれいに洗った息子の顔に、私の汗が滴り落ちるなんてこともしばしば(-_-;)
首や顔に張り付く髪の毛も邪魔でした。
そんな時にはこんなグッズも役に立つかもしれません。
リボンが可愛い幅広のヘアーバンド
細心の注意を必要とされる真剣勝負の沐浴。けれども、赤ちゃんのほっこりした気持ちよさげな顔が見られる最高の時間でもあります。
生後一ヶ月までの限られた特別な時間、準備を整えて存分に満喫してください。
オーガニックコットンのバスケア用品
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