こんにちは、スタッフくわっちです。
皆様の赤ちゃんは、いま生後何日ですか? 3桁かな? まだまだ2桁かな??
生後0日、10日、100日は4ヶ月以内に、1000日は3歳までに終わってしまうってご存知でしたか?生後10000日を迎えるのはなんと27歳、生後20000日は54歳と、1000日を過ぎると遥かに遠い先の話になってしまうのです。
そんなキリのよい数字でお祝いするイベントといえば、お食い初め。およそ生後100日を過ぎた頃に食べ物を食べる真似事をさせ、食べ物に困らないように、健やかに育つように願う昔からの風習です。
そこで今日は、娘がお食い初めをしたときのお話をしようかな、なんて思います。
3ヶ月と1日になったある日、たまたま連休が取れたパパに運転してもらい、義実家のある滋賀に帰省しました。私は産後に義実家にお世話になっていたので、義父母が娘に会うのは2ヶ月ぶり。また、娘から見て曾祖母もはるばる京都からいらしたため、大賑わいなお食い初めになりました。
一般的にお食い初めは一汁三菜で、鯛の塩焼き・赤飯・煮物・汁物・香の物(漬物)を用意します。地域によって用意するものは多少異なりますが、例えばお吸い物なら「『吸う』力が強くなる」、煮物に入っている筍なら「まっすぐ育ちますように」と、それぞれの食材にきちんとした意味があるのですよ。
食べさせる人や食べ方も決まっていて、「同性の年輩者が食べさせる」のだそうです。私たち夫婦・義父母・義祖母の中では義祖母が「同性の年輩者」に当たりますので、義祖母にお願いしました。
さあ、お食い初め開始です!それまで爆睡していた娘を起こしてパパの膝の上にちょこんと座らせると、今から何をするの?ときょとーんとした顔で大人たちの動きを観察していました。
鯛に箸をつけ、娘の口元に持っていきちょんちょんとつけると、「遊んでもらった」と思ったのかニッコリ。歯固め石に箸をつけ、娘の歯茎につけると、慣れないお箸の感触にびっくり!
娘も泣きぐずることなく大人たちも終始ニコニコしながら、お食い初めは無事終了しました。
その後は大人たちの時間です。娘は横になってころころ遊んでもらい、お食い初めのお吸い物や煮物、義母が注文してくれたお寿司を頂きました。赤ちゃんのためのイベントと言えど、赤ちゃんは食べ物は食べられませんので、大人たちが有難く頂きました。
鯛の塩焼きは、自宅に持って帰って鯛めしに。身をほぐし骨と分け、お頭や尻尾、骨から出汁をとり、調味料とほぐした鯛、水の代わりに出汁を入れて炊飯器のスイッチをオン!鯛に塩がついているので、味はしっかりついていました。
最近では、「お食い初めプラン」を導入している飲食店や、お食い初めセットを通信販売しているところもあるようです。私は楽天市場で見つけたお食い初めセットを購入しました。お値段はピンキリですが、1万円台が多いようです。
飲食店のお食い初めプランの利点は、何も準備せず手ぶらで行けること。ただし、大人たちのお祝い膳の費用もかかるため、どうしても高くなりがちです。
通販のお食い初めセットは、自宅へ届き簡単に行えることですが、冷蔵庫をどどーんと占拠してしまうので、小さい冷蔵庫しかない我が家だと入りきらなかったかもしれません。
ママ友さんのお食い初め事情も聞いてみたのですが、作る派とそうでない派が半々といった感じでした。鯛だけ注文してあとは手作りしたり、簡単なもののみ作って済ませているママさんもいらっしゃいました。
うちの家系では初孫・初曾孫だったため盛大に執り行いましたが、4人のお子様を持つ義母宅のご近所さんは「長男のときはイベントを一通りやったけれど、あとは適当だったわねえ」なんて話していました。
お食い初めはあくまで「成長祈願」なので、やらない家庭や「忙しくて忘れてた!」なんて人も多いようです。かく言う私もお宮参りは「面倒くさい」という理由でやってません。娘よ、ごめん…笑
みんなに祝福されてお食い初めを終えた娘。すくすく育ちますように!