赤ちゃんと初めて過ごすお正月は「初正月」とよばれています。
赤ちゃんと迎えるお正月は喜ばしい気持ちも倍になり、賑やかな時間をすごす家庭も多いのではないでしょうか。
大人はこの時期はおめでたい気分から、どうしてもウキウキワクワクしてしまうものですが、赤ちゃんにとってお正月はどう過ごすのがいいのでしょうか。
今回は、お正月の赤ちゃんと過ごし方について紹介します。
初正月のお祝いは?
初正月のお祝いとして、女の子には羽子板を、男の子には破魔矢を贈るという習慣があります。
昔は母方の実家から贈られることが多かったのですが、最近では両家が折半して赤ちゃんに贈る、ということも増えているようです。
羽子板や破魔矢は12月中旬から飾り、片付けるのは1月中旬ごろが一般的です。
桃の節句や端午の節句でも飾ったり、縁起物として1年中飾っていらっしゃる方もいらっしゃいます。
これは一般的な初正月でのしきたりであって、地域よっては凧をあげる地域などもあるので、地域の風習や両家の方針も大切にしてください。
赤ちゃんの初正月、みんなでお祝いできるといいですね。
お出かけは赤ちゃんが最優先!
年末年始の買出しや初詣など、この時期は何かとお出かけする機会が増えます。
でも、たくさん人がいる場所はウイルスや雑菌も多く、赤ちゃんを連れて歩くにはオススメできません。
家で誰かに赤ちゃんを見てもらって大人だけで買い物をしたり、ネットでお取り寄せをしたりするなど、赤ちゃんに負担をかけないよう工夫をしましょう。
初詣も、近くの神社ですませたり暖かいお昼の時間帯を選ぶなど、赤ちゃんのことを優先させて行動しましょう。
ごちそうイッパイのお正月!?
大晦日の年越しそば、お正月のおせち料理にお雑煮など、この時期ならではのごちそうはおめでたい気分を盛り上げてくれます。
赤ちゃんと一緒にごちそうを食べたい!!という気持ちはわかりますが、安易に食べさせてはいけません。
年越しそばのおそばにはアレルギーの心配があります。
9ヶ月以降、少しずつ赤ちゃんの様子を見ながら食べさせてあげましょう。
アレルギー体質の赤ちゃんなら、3歳をすぎてから与えるようにしましょう。
おもちは2歳をすぎてから喉につまらないように小さくちぎってあげてください。
お雑煮の汁はお湯で薄めてあげましょう。
お正月の定番であるおせちは1歳をすぎてから、手作りのだてまきやきんとんを薄味にして与えます。
市販のものは塩分が多いので注意しましょう。
食べられるものが少ないと思われるかもしれませんが、子供の成長はあっという間です。
すぐにおせちをペロリと食べられるようになるので、赤ちゃんのときは月齢に合ったものを与えてくださいね。
生活リズムをくずさないように。
年末年始はイベントもたくさんあり慌しくなります。
帰省や旅行を考えている方もいらっしゃると思います。
ついウキウキしてしまうお正月ですが、1番に優先すべきは赤ちゃんの体調です。
この時期は風邪やインフルエンザも流行る時です。
赤ちゃんの生活リズムをくずさないよう気をつけましょう。
生活のリズムが1度崩れてしまうと元に戻すのは大変です。
夜更かしや朝寝坊もしがちな時ですが、早寝早起き、食事の時間などを意識することで生活のリズムを保つことができるでしょう。
また、気がゆるみがちなお正月は思わぬ事故につながる危険もあるので注意してくださいね。
突然の赤ちゃんのけがや発熱などに備えて、年末年始の休日診療の病院や救急病院の情報を
あらかじめ調べておくと安心です。
なにかと忙しい年末年始ですが、赤ちゃんと一緒のお正月は家族でゆっくり過ごす時間を大切にしてはいかがでしょうか。
お正月を楽しくお祝いできると幸せな1年になるような気がします。
ぜひ、赤ちゃんと楽しいお正月をお迎えください。
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