こんにちは。
店長のマキコです。
9月『敬老の日』にちなんで、おばあちゃんの絵本とおじいちゃんの絵本2冊を小学2年生のクラスで読み聞かせしてきました。
まずは、おばあちゃん絵本。
「あらまっ!」
作: ケイト・ラム
絵: エイドリアン・ジョンソン
訳: 石津 ちひろ
出版社: 小学館
主人公のおばあちゃんは絵を見るとおしゃれなんだけどちょっと怖そう。
この本の絵は、イギリスで活躍するイラストレーターさんによるものですが、カラフルな色彩とユーモアのある絵がなんともいえずいい感じなんです。
内容は…
お泊りに来た孫に「早く寝なさい!」と言うおばあちゃん。
孫に「ベッドがない」と言われると、「あらま~!」と言って、庭の木を切ってベッドを作っちゃう。
「枕がない」と言われて「あらま~!」
なんと、枕を作るために鳥小屋にかけていくおばあちゃん…
「毛布がない」と言われて「あらま~!」
ひつじ小屋にかけていくおばあちゃん…
まさかの展開と、おばあちゃんの「あらま~!」という掛け声に子どもたちは大ウケ♪
その部分にくると、数人の子どもたちが一緒に声に出すんです。
最後の掛け声のところで、
子どもたちに目を向けて「せーの」と私が言うと、
みんなで「あ~ら~ま~!」と発声!
とっても楽しめる絵本でした。
つぎに、おじいちゃん絵本。
「いいから いいから」
作: 長谷川 義史
出版社: 絵本館
おじいちゃんはいつも「いいからいいから」と言います。
ある日、突然現れたかみなり親子におへそを取られてしまうのですが、
「いいからいいから」とおじいちゃん…。
長く生きていると、ちょっとやそっとでは気にならないのかな。
何があっても「いいからいいから」というおじいちゃんの大らかさに、まわりで流れる時間までのんびりしてきたようなユニークな絵本でした。
おばあちゃんとおじいちゃんが主役の楽しい絵本。
どちらの絵本も3歳くらいのお子さんから楽しめると思いますので、ぜひぜひ読んでみてください。